急激な景気悪化を受けて、与党による税制改正大綱に一番の目玉として住宅ローン減税の大幅拡充が組み込まれ、国会での関連予算の成立を経て2009年入居分からは拡充して継続されることとなりました。
2009年から2013年の間に入居した住宅にかかる住宅ローンについて、10年間、年末の住宅ローン残高の1.0%が所得税から控除されます。対象となる年末住宅ローン残高が、入居年によって異なります。
対象となる 年末残高の限度額 |
控除率 | 最高控除額 (累計) |
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---|---|---|---|
2009~2010年 | 5,000万円 | 1.0% | 500万円 |
2011年 | 4,000万円 | 1.0% | 400万円 |
2012年 | 3,000万円 | 1.0% | 300万円 |
2013年 | 2,000万円 | 1.0% | 200万円 |
耐震性、省エネ性能が高く、耐久性にすぐれ、一般の住宅よりも寿命が長い長期優良住宅(長期優良住宅の普及の促進に関する法律で規定されている)の場合には、10年間で最高600万円の控除が受けられます。控除率は、入居年によって異なります。
対象となる 年末残高の限度額 |
控除率 | 最高控除額 (累計) |
|
---|---|---|---|
2009~2011年 | 5,000万円 | 1.2% | 600万円 |
2012年 | 4,000万円 | 1.0% | 400万円 |
2013年 | 3,000万円 | 1.0% | 300万円 |